入れ歯治療は、経験20年以上(※)の歯科医師が担当します。入れ歯治療の経験が豊富なので、保険診療でも噛みやすい入れ歯を作れるのが特徴です。
数ある歯科治療の中でも、入れ歯治療は歯科医師の経験や実績が治療結果に現れやすい分野。入れ歯を作るための型どりや噛み合わせの分析についての「勘所」は、長年の経験こそがものを言うからです。
この勘所は、一朝一夕で身につくものではありません。若い歯科医師に入れ歯治療を苦手とする人が多いのは、経験している症例数が不足しているためと言えるでしょう。
私どもの歯科医師は20年以上(※)の入れ歯治療経験があり、入れ歯治療の実績を多数持っています。入れ歯で好きなものを不自由なく食べられるようになりたい方は、お気軽にご相談ください。
※2025年現在
入れ歯でうまく噛めない原因の多くは、「噛み合わせの位置」が合っていないことです。
最も噛みやすいのは「天然の歯があった頃の噛み合わせの位置」と言えます。それを入れ歯で再現するには高度な技術が必要で、日常生活で発生するお口の動きを正確に把握しなければいけません。
食べ物を噛む時や飲み込む時に歯が噛み合う位置と、唇・頬・あご・舌の動き、歯ぎしりする時に口の中がどう動いているのか。こうした動きを詳細に分析し、「天然の歯があった頃の噛み合わせの位置」を再現。痛くない、外れない、噛みやすい入れ歯の作製を目指しています。
入れ歯が合わない原因のもう一つは、入れ歯と歯茎との間に隙間があることです。入れ歯は吸盤と同じ仕組みで歯茎にくっつきます。隙間があると吸盤がくっつかないのと同じように、入れ歯も隙間があるとくっつかず、ガタついたり外れたりしてしまいます。
隙間ができないようにするためには、型どりを精密に行うことが大切です。そのため症例に応じて「個人トレー」と呼ばれる型どり用の道具を作っています。トレーとは型どり材を乗せる枠を指し、個人トレーは一人ひとりのお口に合わせてオーダーメイドで作るものです。
個人トレーを使ってお口の型をとると、既製品のトレーを使った場合に比べ、より精密な型がとれます。精密な型どりで、ぴったりと隙間のない入れ歯を作るよう心掛けているのが特徴です。
精密な型どりや噛み合わせの分析は、どうしても手間や時間がかかってしまいます。しかし、入れ歯の噛みやすさや外れにくさなどの点で患者さまに喜んでいただきたいという思いから、当院はこれらの作業にこだわっているのです。
私どもは入れ歯の設計段階でもこだわりを持っています。実際にお口の中に入れ歯を入れた後のことまでを考慮して設計しています。
入れ歯の完成後は、微妙な隙間をなくし、お口にフィットするよう丁寧に微調整。
一般的には、入れ歯の完成後に何度も通院して調整するケースが少なくありません。しかし当院の入れ歯は事前に緻密な設計を行っているため、新しい入れ歯ができた後の調整が少なく済みます。結果として患者さまの通院のご負担を軽減できるのです。
保険診療でも噛みやすい入れ歯をお作りできますが、どうしても限界があります。「噛みやすい」といっても、保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯では、噛める度合いが異なるものです。
特別に硬いものでなければ保険診療の入れ歯でも噛めますし、食事もとれます。しかし、タコの刺身や漬物となると難しいのが現実です。自費診療の入れ歯は、このような弾力性のあるものや硬いものも食べられるくらいに噛みやすい入れ歯を目指せます。保険診療と自費診療の入れ歯では、このくらいの差が生まれるのです。
自費診療の入れ歯は、保険診療のような細かいルールはありません。治療法も材料も、患者さまのご希望に合うものを選択できます。そのため、入れ歯を薄く作って快適な装着感を実現したり、生まれ持った歯や歯茎に近い見た目の材料を採用したり、部分入れ歯の金具をなくしたりできるのが特徴です。
保険診療にするか自費診療にするかは、患者さまのご希望で決められます。双方のメリット・デメリットをしっかりとご説明いたしますので、じっくりとお考えください。
より快適に、好きなものを食べたい、見た目の良い入れ歯にしたいという患者さまのために、自費診療の入れ歯もご用意しています。しかし、無理に自費診療をすすめるようなことはいたしません。
自費診療の入れ歯は、修理をしながら10年、20年と長期間にわたって使い続けられるのも利点です。保険診療の入れ歯の場合は、こうはいきません。
保険の入れ歯は、国が決めたルールによって、使える素材はプラスチックです。耐久性が低く長持ちしないため、結局何度も作り直すことになってしまいます。
保険の入れ歯を何度も作り直すよりも、修理とメインテナンスで同じ入れ歯を何十年も使い続けるほうが、患者さまのメリットが大きいのではないでしょうか。
金属床義歯は、入れ歯の土台となる床(しょう:歯茎に接する部分)が金属でできている入れ歯です。床が薄いため装着時の違和感が少なく、食べ物の温度を感じやすい特徴があります。
| 部分入れ歯 | 250,000円~ |
|---|---|
| 総入れ歯 | 550,000円~ |
| 部分入れ歯 | 550,000円~ |
|---|---|
| 総入れ歯 | 700,000円~ |
回数:1~2ヶ月、4~5回(調整は除く)
リスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
金属の留め具(クラスプ)を使わない、ノンクラスプデンチャーと呼ばれる入れ歯の一種です。スーパーポリアミド(ナイロン系)の弾性のある特殊樹脂製で、薄くて軽く、目立たず自然な見た目で、落としても壊れにくいのが特徴です。
| バルプラストデンチャー | 100,000~300,000円 |
|---|
回数:1~2ヶ月、4~5回
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作製が必要になる可能性があります。
※金額は税込み表記です。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型どり」を行います。
型どりしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯を作ります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 訪問 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
| 外来 | ─ | ○ | ─ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
【診療時間】
訪問:9:00~18:00
外来:9:00~12:30/13:30~18:00
▲不定期にて午前のみor午後のみ診療します。
【休診日】
訪問:日曜・祝日
外来:月曜・水曜・土曜・日曜・祝日
【訪問対応地域】
羽村市、福生市、青梅市、日の出町、あきる野市、飯能市、入間市、武蔵村山市、八王子市、昭島市、立川市、日野市、国立市、国分寺市、小平市、東大和市、東村山市、所沢市、狭山市(一部対応していない地域もあります)